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リフォーム工房
bene vivere
株式会社ベネ・ヴィべレ
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新築物件の対面キッチン。
お引き渡し時は、食器棚設置予定の場所に吊戸棚だけついていて、下はフリーの状態でした。
家具で対応するか、キッチンや吊戸棚とそろいのメーカー品にするか迷われていましたが、ご主人の「もともとついていたかのような納まりにしたい!」というコンセプトのもとに、メーカー品を取付け、キッチン廻りの統一感を重視することにしました。
システムキッチンのカップボード部材は色々な組み合わせができます。
・こまごまとした食器などを収納したい
・ゴミ箱をスッキリレイアウトしたい
・カウンターの奥行をゆったり取りたい
・家電をスッキリ収納したい
等々のご要望を加味し、四段引出しのキャビネットと、家電が立体的に収納でき、かつダストボックスワゴンがついている組み合わせでご提案。
納まりや見栄えも含めて細かいところまで、お客様が納得いくまで計画しました。
家電収納コーナー(写真の右側のくりぬき部分)は、炊飯器やポットなど使用時に蒸気が出るようなものを置けるスペースになっています。
この部分にはコンセントが3つついているのですが、本来は分電盤からの専用配線を2本ここにつなぐ必要がありますが、今回は専用線を新たに引くことができないのでもともとついていた電子レンジ用の専用回路から分岐します。(電子レンジと炊飯器等を同時使用する場合にはブレーカーが落ちてしまう可能性をご了解いただいております)
リフォームの場合も、専用配線を新規で配線する必要があるケースが多いので、納まりとコスト面での注意が必要です。
キャビネットふたつとカウンターを運び込み(今回は2階のキッチンだったので、2人がかりで慎重に運び込みます)固定していきます。
今回はキッチンの天板と合わせて、家電収納のカウンターも人工大理石を使用。
とても良い感じに納まりました。
最後に壁との取り合い部分の隙間にシーリング処理を施し、工事完了!
職人さんが、工程ごとに丁寧に説明しながら施工してくれたので、お客様も私も安心して立ち会うことができました。
ご主人のコンセプト通りの施工ができたのではないかと思います!
もともとついていた電子レンジ用の専用コンセントから配線を分岐。
この建物はツーバイフォー住宅なので、コンセントの真下なら分岐は可能です。
(横方向へのコンセント新設は壁に大きな開口をしないと、柱が邪魔をしてしまうのでむずかしいのです)
4段引出しのキャビネットと家電収納キャビネットを置いたところ。
箱だけなので、なんだか間が抜けてますね(笑)
ちなみに引出しは軽量化のため、搬入時にいったん取り外してあります。
キャビネットを壁面の柱がある部分に固定していきます。
今回は奥行500㎜にカウンターを使用するので、キャビネット(奥行450㎜)の奥に50㎜の隙間があきます。
キャビネット側面と同柄の面材で奥の隙間を塞ぎしました。
カウンターとキャビネットをビスでがっちり固定します。
カウンターの両端に木下地がついており、その部分でビス止め、中央部分は木の桟が入っていないので、強力な両面テープで固定していきます。
カウンターがつきました!
箱だけ並んでいる写真と見比べると、雰囲気が全然違います。
ご主人のコンセプト通りの仕上がりになりそうです♪
キャビネットとカウンターの固定が終わったら、壁との隙間をコーキング処理します。
ビスでも固定をしていますが、このコーキング処理でもさらにしっかり固定がされていきます。(ちなみにコーキング材は防カビ仕様が使われます)
余分なコーキング材がつかないように青いマスキングテープでしっかり養生をします。
テープを剥がして完了です!
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